徒然日記 〜通訳案内士、ふたたび〜

コロナ禍休業を経て、通訳案内士業に復帰。7年暮らしたソウルが第2の故郷(22年3月帰国)。中学生の母。ミニマリストに憧れている。

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昨日は楽しい1日だった!ので、楽しい記憶をブログにとどめておこうと思います。

昨日は両親、家族と総出でおでかけし、佐野へ。一番の目的は、厄年の夫が厄除けのご祈祷を受けること。ついでに佐野ラーメン食べて、アウトレットでお買い物をしようということに。

昨年は夫とふたりでいったのだけど、最近お洒落に興味が出てきた息子が靴と服を買いたがっていたので、一緒に行くことに。だったらお買い物好きな母も行きたいかなと声をかけたら、父までついてきた笑。

実家から佐野厄除け大使までは車で2時間弱。途中SAで休憩をとりつつ、お昼前には到着。境内は参拝客でにぎわっており、受付とお支払いの場所が仮設までされていた。佐野のゆるキャラさのまるがあちこちに…。
(佐野厄除け大師にはお寺保有の無料駐車場が第7駐車場ぐらいまであり、結構潤ってるのかな…と想像)

30分ほど外で待って、靴を脱いでご祈祷を受ける本堂へ。本堂内ぎっちり参拝客で埋まり、一回で200人前後は収容できそう。赤ちゃんはもちろん小さなサイズの犬を連れているひとも何組かいて、ご祈祷中どの犬も揃っておとなしくしてるのに驚いた。

佐野厄除け大師は天台宗のお寺なので、ご祈祷は護摩焚きをしてくれる。参拝客が本堂に集まると(なんならまだ入ってくるひとたちもいるタイミングから)ご祈祷が始まる。黄色い袈裟を身にまとったお坊さんがご本尊の前に置かれた護摩壇に向かってお経をとなえながら護摩木を焚き上げる(炎の力で煩悩を燃やすという意味があるとのこと)。昨年も同じように感じたけれど、途中サンスクリット語かな?と思われる意味が聞き取れない言葉がつづいたり、手の動きが大きくなったり、ほかのお坊さんも一緒にお経を唱えたり太鼓が打たれたりと、なかなか見ごたえがあり興味深い。

無事ご祈祷をしてもらったあとは、佐野ラーメンを食べに徒歩10分弱の距離にある晴れる屋へ。お昼少し前の時間帯だったけど、人気店なのですでに行列が。15分ほどまって店内に入れた。もちもちちぢれ麺の佐野ラーメンはもちろん、大きめサイズの餃子とつるつるの杏仁豆腐もとても美味しかった。お店の方々も揃ってす~ごく感じよくて、気持ちよくお食事できるお店。

お腹を満たしたあとは車で10分ほど走り、アウトレットへ。欲しいものが異なるので、何組かに分かれたり合流したりしながら、たっぷり3時間半くらい滞在したかな?一番楽しんでいたのが息子で、お目当てのものが買えてご機嫌な様子。ちょっと前まで着るものも持ち物もなんでもよかったのに、いまでは本人の好みがでてきて、自分で気に入ったものを買うのが楽しいみたい。全員が欲しいものを買えてほくほくで帰途についた。

高速に乗って実家方面に戻り、お夕飯は父お気に入りのレストランに寄って帰宅。

両親はふたりとも70代頭で、ありがたいことにいまはふたりとも元気。老後生活を楽しんでいて、いまはとてもしあわせだという。コロナ禍あたりから急に両親の老いが心配になりはじめたのだけど、今日みたいに楽しい日を両親と過ごせると、ふたりにはずっとこうやって元気でいてほしい、こういう楽しい時間をこれからもずっと一緒に過ごしていきたい、と妙に切なくなってしまう。

なにはともあれ、全員がずっとご機嫌で、全員が楽しめた、いい日だった。

<昨年の佐野厄除け大師訪問記>
週末ぶらり、栃木・群馬温泉めぐり旅 その1 佐野厄除け大師と佐野アウトレットパーク
週末ぶらり、栃木・群馬温泉めぐり旅 その2 猿ケ京温泉、赤谷湖、たくみの里
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おはようございます。連休後半は実家に滞在してたので、今朝はひさしぶりに公園に朝ランへ。昨日のつめた~い雨日とは打って変わって、気持ちのよい晴天!

さて、あっという間に終わってしまった三連休、ブログに書いておこうと思います。今回は、ガイド仲間ふたりといった、小田原にある杉本博司設計・江之浦測候所について。

杉本博司の設計と聞いてずっと気になってはいたのだけど、「完全予約制だし人気で予約とれないらしいしちょっと遠いし…」と訪問できていなかった先。関西在住のガイド仲間が声をかけてくれて(+予約までとってくれて)、初訪問!

いや~、素晴らしかった!前評判もよかったし、杉本博司デザインじゃ絶対よかろうとは思っていたけれど、想像してたよりもっとずっと素晴らしかったし、全然想像していなかった面白さもあった。

江之浦測候所は元みかん畑で小田原の海を見下ろす丘陵にあり、敷地内を自由に歩きまわることができる。ある程度のルートはあるものの、いくつかある導線を訪問者自身が選んで歩いていくことができて、通路だと思っていなかったところを進めたり、進んだ先に想像してなかった風景が突然現れたりする。そこには、ちょっとした冒険をしているかのような驚きやわくわくがある。訪問前はどちらかというと美術館でアートや建築を楽しむような感じなのかなあとイメージしてたのだけど、そうした楽しみもありつつ、そこだけには全然とどまらない感じ。

敷地内には京都や奈良を中心に全国から集められた石や岩が配置されているのだけど、それらの物質自体が持つ重み、みたいなものも感じた。塩田千春のアート作品にもそういう解説があったのをうっすら覚えているのだけど、物体自体が持つ記憶や、蓄積された時間の重み、みたいなもの。

訪問したのはあいにくつめた~い雨が降る日だったのだけど、空の暗さ、山や海にかかった霧、水分をたっぷりまとった空気の質感なんかが、その日の体験をより印象的にしてくれたように思う。そうした全体的に暗めなトーンに、咲き誇る菜の花の明るい黄色がとても映えていて、そのコントラストもとても美しかった。ちがう季節、気候、時間帯に、何度でも訪れたい場所。

気になりつつもまだ訪問できてないな~という方がいらしたら、力いっぱいお勧めです!わたしもまたぜひ再訪したい。

<江之浦測候所>
https://www.odawara-af.com/ja/
・事前予約・入替制(午前の部: 10:00~13:00/午後の部: 13:30~16:30)
 ※わたしたちはまあまあじっくり観て、2時間半の滞在時間でした。
・最寄りはJR根布川駅、送迎バスあり(予約必須/所要時間6分前後)
・入館料3,300円
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トレーニング、高野山下見、義実家への帰省、母と伊勢鳥羽志摩旅行(下見兼)をへて、昨日どろどろにつかれて帰宅しました〜。つかれはててるだろうことを予想して出発前に予約しておいたタイマッサージ、最高だった!

この冬は長期旅行に出る機会が多かったのだけど、寒い時期の旅はつかれる…!帰宅後体調崩しがちなのも気になるので、これから冬旅はもうちょっと工夫して臨みたい。

今回の旅の行程はこんな感じ。

・米旅行会社トレーニング(東京→高山→京都→大阪)
・高野山日帰り下見
・奈良の義実家への帰省
・伊勢神宮下見
・母と伊勢鳥羽志摩旅(下見兼)

寒い時期に移動も多い行程で、なかなか大変だった…苦笑。でも中身が濃く充実した11日間で、かつ体調崩していないのも嬉しい。

そして、旅は大好きだけど、帰ってくるとやるべきことがどっさり…涙。いよいよシーズンスタートまでも指折りになってきたので、ぼちぼち片付けていこうと思います。

どんな旅だったかはまた別途書こうと思うので、今回はここらへんで。
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英虞湾の夕陽
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パリで美味しかったものは数あれど、なかでも印象的だったのがピタパンサンド!

市内に数店舗あるみたいなのだけど、わたしが行ったのはマレ地区にあるMIZNON(ミズノン)。マレ地区はユダヤ系移民のコミュニティが形成されているエリアらしく、ピタパンサンドのお店やイスラエル料理のお店が並んでいた。

訪問したのは平日16時前後だったのだけど、お店にはひっきりなしにお客さんがきて、大賑わい。テイクアウトでもイートインでも、最初にカウンターで注文+精算を済ませる。並んでいる間にメニューをじっくりみて、ラムミートボールのピタパンサンドと名物の焼きカリフラワーを注文。店内で10分前後待つとテイクアウト用の包装をして手渡してくれました。

店員さんはみなTシャツ+ジーパンみたいなラフな格好でキビキビ働いていて、接客もさっぱりとフレンドリーな感じで、とても気持ちがよかった。

ひとりだったし(この日夫と息子は郊外への日帰りツアーに参加)つかれていたので、ホテルに戻ってからいただいたのだけど、どちらもす〜ごく美味しかった!

ピタパンサンドはミートボールと野菜がみっちりつまっていて、食べごたえたっぷり。パクチーたっぷりなのも嬉しい。そして、焼きカリフラワーが想像以上の美味しさ!巨大サイズなんだけど、オーブンでしっかり焼かれていて、とろっとろ。味付けは塩とオリーブオイルぐらいだと思うんだけど、焦げ目の香ばしさもあって絶品だった。

すぐ近くにこの地区で大人気のラス・デュ・ファラフェルも気になったのだけど、MIZNONのピタパンサンドがあまりに美味しくてリピートしてしまったので、そちらは行く時間がなかった。残念…。

マレ地区には素敵なショップやカフェが沢山あるのだけど、わたしはカルナヴァレ美術館(パリの歴史が学べる/無料)とピカソ美術館を観たあとに寄りました。どちらの美術館も元貴族の邸宅だったとのことで、展示作品と同じくらい建築もインテリアも美しい!合わせて廻るのもお勧めです:):)
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帰国して、2日目。

いや〜、思いっきり時差ボケてる!昨晩は21時に就寝→24時に起床→4時まで眠れず→朝寝坊といった感じ。でもトータル8時間前後は眠れてるし、深い睡眠もとれてたみたい。はやく解消したい…。

さて、旅行記。全然イメージするようなものが書けてないのだけど、記憶はどんどん薄れていっちゃうので、覚えているうちに書き出しておこうと。ということで、今回は5泊したパリへの雑多な感想を。

・お洒落!!!
パリ中心地にしか滞在しなかったのだけど、歩いてまわった範囲ではどこをみても、お洒落!の一言。街並みも、お店などの外観やインテリアも、街ゆく人々も、素敵すぎた。

・美味しい!(語彙力…汗)
パン屋さんのバゲットやクロワッサン、スーパーのチーズやフムスにハム、ピタサンド屋さんのラムミートボールサンドと焼きカリフラワー、ジェラード屋さんのレモンジェラード、奮発したSeptimeのランチ。ああ、美味しかった…!

・美術館が超充実
ルーブルやオランジュリーはもちろんのこと、公立や私設、大小さまざまな美術館がみっちり。美術館とカフェがあればハッピーに暮らせるので、ちょっと長めに滞在して美術館堪能するパリ旅もしてみたい。

・観光名所がどこもすごい
エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、セーヌ川、ルーブル美術館。ど定番の観光名所だけど、どこも圧倒的な存在感と威圧感!

・歴史を内包させる街並み
凱旋やバスティーユ広場に代表されるように、長い歴史がそのまま内包されている重みを街からひしひし感じる。歴史を学べば学ぶほど、もっと街を楽しめるんだろうな、と想像。

・観光客に媚びてない
さすが世界トップの観光都市だけあって、パリ市内は観光客でごった返していた。なんだけど、観光客に全然媚びてなくて、そのままあるんだけどもその姿が余計観光客を惹きつけている感じにも、パリの成熟さを感じた。格好いい…。

ああ、語彙力と観察眼が乏しいのがうらめしい…。あんなに素敵だったパリの魅力をちっとも伝えられてない涙。

パリは4度目だったのだけど、これまではいずれも1〜2泊かつ20代での経験だったこともあり、びっくりするぐらい覚えてなかった。今回40代で長めに滞在してみて、パリの魅力の奥深さを感じられた。ちなみに初訪問だった夫と息子も、今回滞在した4都市(他はロンドン、バーミンガム、エジンバラ)のなかで1番好きだったらしい、次の機会があったらほかのシーズンに暮らすように旅してみたい。
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