徒然日記 〜通訳案内士、ふたたび〜

コロナ禍休業を経て、通訳案内士業に復帰。7年暮らしたソウルが第2の故郷(22年3月帰国)。中学生の母。ミニマリストに憧れている。

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めずらしく土日ともに外食した週末、日曜夜は麻浦にある麻浦ナルへ。

ポッサムとタットリタンが美味しい麻浦ナル。前回のソウル生活時代から大好きなお店なので、もう7〜8年は通っているかも?変化の激しいソウルで、いつも変わらぬ美味しい料理を出してくれる、大事な場所です。

美味しいメニューが沢山あるのに3人だとそんなに注文できずいつも迷うのだけど、今回はポッサムとクルジョンを。ポッサムはお肉がしっとりと柔らかく、キムチも深みある味で、ほんっと〜に美味しい!
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クルジョンははじめて頼んだけど、ヘムルパジョン(海鮮チヂミ)と大いに迷いつつ、でも季節ものだしねと選んだら、大正解!!!牡蠣の旨味ってなんでにあんなにじわじわ〜っと美味しいんだろう。
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クルジョンが思いの外ボリューム控えめだったので、同じく季節ものの牡蠣栄養石焼ご飯を。これが、もう、大正解!!!この日注文したなかで1番美味しかった〜。牡蠣、野菜のナムルがたっぷりのっかっていて、牡蠣の旨味が染み込んだご飯と混ぜ混ぜしていただくと、至福…!付け合わせの百合の根のナムル、海苔のナムルもすっごく合う〜。超絶におすすめです!!!
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お店を出るとぐぐっと気温が下がっていて、風が冷たい。ソウルの冬〜って感じのキリキリした、でもどこかすがすがしい寒さでした。木枯らしに吹かれつつ、麻浦駅まで足早に歩く途中、ホテルやクリスマスのイルミネーションが綺麗。麻浦は子供がいない日本からの駐在員が住むエリアらしい。弘大や合井、望遠洞にもアクセスがいいし、漢江を越えるとすぐ汝矣島でアクセスもよさそう。

年内最後のソウルでの外食、大満足でした:):)
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土曜日の夜は付岩洞(プアムドン)にチキンを食べに行く予定だったので、その前に帰国準備のお買い物。

ツイッターで見かけて気になっていたポソンなるものを買いに、ひさしぶりに南大門へ。

ポソンは韓国のハルモニたちが愛用している防寒靴下のようなもの。裏柄にボアがついていて、とてもあたたかいのだそう。ネットで写真をみてみるとレトロ(というかどぎつい?笑)な花柄で、いかにもハルモニチック。母もわたしも末端冷え症なので、母へのお土産と自分用に購入してみました。

向かったのは、南大門の원당사というお店。ソウル生活で困ったことがあるといつも助けてくれる院時代の友人に「ポソンって知ってる?」と聞くと、ささっといくつかのサイトとこのお店の情報を教えてくれました。実際どんなものか見てみたかったのと、ひさしぶりに南大門を歩きたくなって、お店で買うことに。

ひさ〜しぶりに訪れた南大門、土曜日の午後という時間帯もあったのか、思いもかけず大賑わい。お買い物をしたり、屋台でトッポッキやおでんを食べる地元の人たちの姿が。お店が見当たらず屋台のハルモニに聞くと丁寧に教えてくれたり、お店のハラボジも親切にあれこれ見せてくれたり。やっぱり市場っていいなあ。

ポソンを購入したあとは、ふと思いついて友人の娘ちゃんにお土産を買いに子供服売り場へ。

友人は文芸翻訳家で、翻訳を手がけた小説をソウルに送ってくれ、紙の書籍に飢えていたわたしにはほんっと〜に嬉しくて感激したのを思い出して。お出かけ用の可愛いワンピースがいいな〜と思ったのだけど、いいのが見つからず、着心地が良さそうな普段着用の上下を購入。サイズが心配なのだけど、喜んでくれますように。
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無事、ポソンとお土産を購入したあとは、新世界百貨店本店へ。今年のクリスマスイルミネーションが素晴らしいと聞いていたので、見てみたくて。ついでに店内をすこしだけ覗いてみると、なんともいえずきらびやかで、お客さんたちも綺麗な格好をしていて、気持ちが浮き浮きしてしまった。

イルミネーションというかプロジェクトマッピングなのかな?本店の正面全体がクリスマス仕様の映像で彩られていて、クリスマスシーズンのわくわく感を盛り上げてくれるような、とっても素敵な演出でした。わたしもしっかり動画撮ってしまったのだけど、同じように動画や写真を撮ったり、見入ったりするひとたちが沢山いて、余計嬉しい気持ちに。こんな浮き立つような華やかな気持ち、ひさしぶりかも。
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このあとは仁寺洞に寄って用事を済ませ(ついでに韓国の花のお茶も購入〜)、付岩洞へ。夫いわくソウル3大チキンだという鶏熱社(ケヨルサ)へ。籠+アルミホイルで出されたチキンとポテトフライ、さっくさくですっごく美味しかった〜。これまでどこでチキンを食べても、近所にある漢江チキンが1番美味しいと思ってたけど、ここは同じくらい好きかも。
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そんなわけで、大満足の土曜日でした〜:):):)
(来週の土曜日は日本の隔離ホテルにいるはずなので、この日を恋しく思い出して涙してるかも…)
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先日、汝矣島(ヨイド)で釜山名物ナッコプセ鍋を食べてきました〜。ナッコプセとは、ナクチ(蛸)、コプチャン(ホルモンの一種)、セウ(海老)の頭文字をとって料理の名前になっているのだそう。はじめて食べたのだけど、めちゃくちゃ美味しかった!!!

知人は釜山出身で、ナッコプセ鍋はとても馴染みのある郷土料理なのだそう。3年ぐらい前に釜山のお店がソウルに進出し、そこからソウルでも人気になったのだとか。

お店は汝矣島のIFCモールや現代百貨店のすぐ近くにある。オフィス街だけあって、平日のお昼時はランチ向かう会社員たちで大賑わい。金融企業が集中するエリアだから、街ゆく人々の装いがきっちりしてて、新鮮…笑。

知人が車を出してくれ他のだけど、駐車場を探すのに一苦労。お店周辺には全然空きがなくて、地下駐車場に入ってみたものの、駐車スペースが地下4階から8階まであって、びっくり。薄暗い地下をうろうろしてるうち、軽く酔った…。あんな地下深くまで駐車場があるなんて知らなかった。

地下8階まで降りても結局満車で(入り口に満車表示してくれよ!)、「車止められないから違うお店に向かいましょうか?」なんて話しながら地上に出ると、なんとお目当てのお店の駐車場から1台車が出て、停められました!よかった〜。

お店に入るとほぼ満席。友人おすすめの全部入りのお鍋を注文。お鍋にはタコ、海老、コプチャン(ホルモン)、お肉にたっぷりの野菜が入っていて、真っ赤なスープをぐつぐつ煮立たせる。「辛いかもしれません」と言われちょっと心配だったのだけど、辛いは辛いものの、海鮮とお肉の出汁がたっぷり効いた甘辛いスープがめちゃくちゃおいしかった〜!

お鍋そのものもすごく好みのお味だったのだけど、知人おすすめの〆がまた最高…!!!ご飯を注文し、まずはおかずで出てくるナムルやキムチ、卵焼きをのせ、さらに、煮詰まったスープや具をたっぷりかけてよく混ぜ、最後に韓国海苔をパラリ。ほんっと〜に美味しかった!!!

このお鍋は今回はじめていただいたのだけど、個人的にかなり上位ランキング入り!!!ものすご〜く気に入ってしまったので、またぜひ食べに行きたいと思います。全力でおすすめ!!!

*お店情報→「韓国に住んで一番最初にハマったナッコプセのお店「ヨンホナクチ」
このブログの方はナッコプセをお勧めしてらして、お店でも1番人気のメニューらしいのだけど、わたしは知人おすすめのジョンゴル鍋をいただきました。知人曰く、ナッコプセには入らないお肉が入るのと、具とスープが多いのだとか。今度はナッコプセも食べてみたい!
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三角地の名店シリーズ、というわけでもないのだけど、先々週末の外食も三角地だった。

向かったのは、三角地の路地裏にあるチャドルパギの名店봉산집(鳳山家/ポンサンチッ)。こじんまりかつかなり年季の入ったお店ながらチャドルパギの美味しさで大人気で、江南にオーナー夫妻の息子さんが営む2号店もあるのだとか。

店内に入ると、チャミスルをずらりと並べて出来上がっているグループ客や、片手でiPadの画面を見ながら黙々と肉を食べる息子と父親の親子連れなど、ほぼ満席。

チャドルパギは牛肉のバラ肉を薄〜くスライスしたもので、すぐに焼ける。うかうかしてるとオーナーらしきハルモニに「焼きすぎないで!」と怒られるので、要注意笑。ひさしぶりに食べたチャドルパギ、美味しくはあるのだけれど、さらっとしすぎていてちょっと物足りなくもあり(「肉食べてる〜!」って感覚にならないというか?)、食後のテンジャンチゲ(チャドルパギ入り)のほうが好みかも。

*お店情報はこちら→「봉산집(鳳山家/ポンサンチッ/コネスト

余談だけど、この日は息子が特別な経験をした日でした。数日前から緊張していて、無事終了したので、お祝い的な夕食。帰宅してから、息子が以前から見たがっていた『グレーテスト・ショーマン』を家族で観て、リラックスできた夕べでした。ちなみに息子は週明けに発熱してしまい、学校をおやすみ。緊張の反動が来たのかなあと笑。いろいろな経験を積んでいって、たくましく育ってくれたらいいなあと思います。
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土曜日の夜の外食は、我が家の週末の楽しみ。毎回食いしん坊の夫がお店を選んで、ソウル市内の美味しいお店にお夕飯を食べに行く。

今回は三角地。もともとは中華を食べに行く予定だったのだけど、すでにずらりと行列ができていたので、行き先を変更。

ところで、三角地といえば戦争博物館以外、かなり年季の入ったお店しかない印象だったのだけど、最近お洒落カフェやらお洒落バーがニョキニョキ出現し、この日も若者で大賑わい。乙支路につぐヒッププレイス認定されたのか…?

三角地から麻浦方面へすこし歩き、線路をまたぐ陸橋を渡り、文培洞ユッカルへ。愛想のカケラもない店員さんとかなり古びた店内にちょっと気おくれ…。メニューはユッカルとユッケジャンのみ。

ユッカル、わたしははじめて食べたのだけど、ユッケジャンスープにカルグクスをつけて食べる麺料理。真っ赤っかな見ため通り、結構な辛さ…!でもたっぷり入った甘いネギと牛肉の細切り、コクのあるスープ、そしてつるつるのカルグクスの麺がたまらない、驚きの美味しさ!ヒーヒー言いながらも一生懸命?食べてしまった。いや〜、名店!!!

お店の情報はこちらをご参照→「文培洞ユッカル(コネスト)
*求める清潔感の基準が高いひとにはちょっと厳しいかも…?

土曜日の外食、美味しい食事はもちろんなのだけど、周辺地域を歩くのも楽しい。三角地のお洒落バーにも今度行ってみたい!
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