先日、京畿線に乗って、友人に会いに一山(イルサン)に行ってきました〜。一山はソウルに隣接している高陽(コヤン)市の中心地。不動産が(理不尽なまでに)高騰するソウルを離れ、より広くより常識的な価格で住宅を求める人々に人気の場所らしい。
(ご参考までに、ソウル市内でファミリータイプのマンションは平均価格1億円です!←強調したくて、はじめて赤字×太字使ってみた笑。ソウル市民には東京の不動産がとってもお買い得に見えるらしい…)

在韓歴が長いその友人とは、前回の在韓生活の終わりの頃出会って、かれこれ7年間のお付き合い。年に2〜3回お会いしてランチやお茶をご一緒させてもらっている。

最寄りの駅から1時間に電車に揺られ、友人の住む街へ。遠出する機会がほとんどないので、その道のりからしてとっても楽しい。ソウルから遠ざかるにつれ緑が増え、途中なにかの工場があってテンションが上がる。
(でも道中読んでいた本は上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』ととてもシブい…笑)

指定の駅に着くと友人が迎えに来てくれて、彼女おすすめのチョングッチャンのお店へ。とても素敵な韓屋風の建物で、店内は韓紙やポシャギなどで飾られていて、うっとり。チョングッチャンはもちろん、ずらりと並べられたナムルがどれもすごく美味しかった…。

ランチのあとは彼女のお宅にお邪魔したり、いつものお散歩コースを歩いたり、カフェでお茶したりしながら、ひたすらおしゃべり。その間ずっと彼女のパワーに圧倒されっぱなし。

友人はフリーランスで複数の仕事を掛け持ちしている。くわえて、趣味で複数SNSで複数アカウントを運用しているとのこと。仕事にも重なる専門分野のこと、仕事以外で学んでいること、興味があること。彼女の好奇心が多方面にびしびし発揮されてて、ただただすごいなあ…と。

低空飛行中のわたしには、そんなに興味を持って発信したいことってなくて、いまはただ好きなように自由にブログを書くのがちょうどいいのだもの。

一山で興味深かったのが、彼女が住む高層アパート(日本でいうマンション)エリアのありかた。

某財閥系列のアパートなのだけど、敷地内に何十棟とアパートが並んでいて、敷地自体が広大。そのここかしこに緑が溢れていて、まるで小さな森のよう。美しい松が植えられていたり、夜にはライトアップされるという池やアート作品、もちろん運動器具やベンチもそこかしこに配置されている。住民向けの施設としてサウナに大浴場、ジムやカフェまで。

さらに驚いたのが、敷地外にある公園や公園まで、この財閥系企業が寄付によってつくられたものなのだという。一定の広さ以上のアパートを建設するには、そうした公的スペースや施設も寄付しなくてはいけない仕組みなのだとか。ちなみに敷地内にはいまあらたに住民向けのボーリング場とスイミングプールが建設中なのだとか。すごすぎる…!

その広大な敷地をひとしきりお散歩したあとは、彼女がたまに家族で寄るというカフェへ。そこでもまたおしゃべりを楽しんだあと、駅に向かうバスに乗せてもらって帰途に着いた。いつもインスタやFacebookを通して垣間見ていた彼女の生活空間にちょっとだけおじゃまさせてもらって、とっても楽しかった〜。次回は漢江公園を案内する約束をしたので、それも楽しみ!よい1日でした:):)
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