おはようございます!

来週末に提出の原稿をひとつ抱えており、昨日まったく進まなかったこととか、取材を申し込んでいる先から返事がきていないことが気になりすぎて、早朝(3:45!)に目が覚めてしまった!気が小さいので、胸につかえていることがあると、わりと睡眠に響きがち。昨晩は別の理由で寝付くのにも時間がかかってしまい、今日は寝不足のまま1日を過ごす羽目になりそう…。

さて。

おそるおそるライターという肩書きを掲げて3ヶ月。びっくりするくらい限られた数しかまだ仕事できていないのだけど、毎回これまたびっくりするくらい時間がかかるので、「これ、仕事として成立するの…?」という素朴な疑問と漠然とした不安がむくむく沸いている。

例として、いまとりかかっている案件について、どのくらい時間がかかっているのか書いてみたい。

3月中旬
この案件は「営業するぞ」と思い立って営業してみて、めでたく記事を書く機会をもらえた先。Twitterでこのウェブメディアがライター募集をしているという情報が流れてきて、「このメディアで書いてみたい!」と応募してみた。営業はスルーされるものと思い込んでいたのだけど、意外なことに編集者の方からお返事をいただけ、まずは企画案を出すことに。

3月下旬
応募した時点では特にこういう記事が書きたい!というのはなかったのだけど、編集者の方がメールにわたしに興味を持ってもらったきっかけや求められている記事内容を書いてくださったので、それを意識しつつ、書きたい・書けそうな内容の企画を3つまとめて提出。

4月上旬
編集者の方が企画内容をみてコメントをくださり、そのうちひとつで記事を書いてみてくださいというお返事をいただけ、大まかな構成と取材方法をまとめた企画書を再度作成し、Zoomで打ち合わせ。4月下旬までに初稿を提出することに。

4月中旬〜下旬(←イマココ!)
取材、原稿執筆、初稿提出(下旬まで)。

伊豆とソウルへの移動を挟んでいるし、この間ず〜っと取り組んでいるわけではないのだけど、それでもず〜っと心にはある。し、実際に企画書ひとつ書くにも、原稿を書くにも、めっちゃくちゃ時間がかかってもいる。というわけで、冒頭の疑問に立ち返る。

これ、もっと営業をして仕事の案件が増えたとしても、これだけ時間かかってたら、仕事として成立するのだろうか?プロのライターのみなさんは、一体どうやってライティングで生計を成り立たせているの…?

あまりに不安になったので、職業上は大大大先輩である親しいひとに聞いてみた。すると、そのひとも駆け出しの頃まったく同じ疑問を抱いていたとの返事がきて、当時の状況や気持ちを教えてくれた。いまでは大活躍しているそのひとにもそういう時期があったんだと、ものすごくほっとした。

わたしはフリーランスで仕事を始める経験は2回目で、いつも比べてしまうのが通訳案内士のデビュー当時のこと。いまの悪戦苦闘っぷりを考えると信じられないぐらいスムーズに、仕事が軌道にのっていた。もちろん、当時は当時で「仕事がない…」と嘆いているときもあったのだけど、すくなくともライター業に比べるとわりとすぐに結果が出始めていたよな〜とふりかえってみたりもする。

この差はおそらくレッドオーシャンとブルーオーシャン的なやつで、その時期にロングツアーメインの通訳案内士業を始めたことは、意図せず後者にあたっていたんだろうな、と思う。当時はまだ国家資格が必要だったし、インバウンドも急成長真っ只中だったし、たまたまだけどコミュニケーション必須の仕事経験もそれまでに積んでいたから。

一方、ライター業には資格もいらず、誰にでも始めることができる。従来のように雑誌や書籍といった紙媒体メインだと書ける場も限られるしハードルも高いけれど、いまはありとあらゆるウェブメディアがあるし、クラウドワークスのように経験がなくとも仕事を得られる場もある。

選択肢が無限すぎて(そうみえて)、「え、これ、どこ目指したらいいんですか?」と呆然自失状態にどっぷりはまっていたのが1〜3月上旬。「あ、営業して受け入れてもらえた先で経験を積んでいけばいいんだ(というかそれしかないんだ)」と気づいて営業し始めたのが3月中旬(といってもまだ数件しかしてないけど…)。

と、こうふりかえってみると、まだまったく(仕事として成立する)目処は立っていないものの、確実に前進している…!?(楽観的すぎ???)

というわけで、まずはいまありがたくも機会をいただいた案件に全力投球していきたいと思います。取材依頼のリマインドメールを送り、進められるところから書いていくぞ!

ではではみなさま、今日もよい日をお過ごしください:):)

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