スタンフォード式 人生デザイン講座』。先日、トレーニング前に丸の内の丸善で見つけて購入。ざっと一読してすごく面白かったので、今週から本書内に指示されているワークをひとりで始めてみました。まだ3日目なのだけど、これは仕事と人生を考えるためのフレームワークとしてすごく優れてるんじゃないかなと思うので、内容をここでも共有してみます。

ひとつめのワークは「現在地を知る」。まずは「健康」「仕事」「遊び」「愛」の4つの観点から、自分の現状を評価します。

「健康」は心(感情)、体(肉体)、精神(メンタル)の健康すべて。

「仕事」は無償・有償に関係なく、人間社会への貢献すべてを指す(個人的には「人間」をとっぱらって社会としちゃうほうがいいと思う)。つまり、家事とか育児とかボランティア活動とかもすべて含まれる。

「遊び」はやっていて楽しいこと。何かの目的があってすることではなく、「楽しむ目的」ですること。

「愛」の定義はされておらず、100%こちら次第。地域愛から性愛までいろいろあるし、親、友人、同僚、恋人など対象もさまざまで、「つながっているという感覚」が共通として挙げられている。

この4つの分野で自分がどのくらい満たされているかを評価する。

わたしの場合、「遊び」は人生でずっと大事にしてきたけれど、「健康」は会社員時代にメンタルやられたり息子の出産という経験を経て、ここ10年で大きく意識が変わった。ガイドの仕事も心身ともに健やかでないといいパフォーマンス出せないし。わたしは体力がなく感情のアップダウンも激しく不安定になりがち。なので、ここがしっかりしてないとほかの3つもガタガタになっちゃうため、1番大事。
(書いていて気づいたけれど、「遊び」ってそのまま心と精神の「健康」に直結してるように感じる。「遊び」が足りないと心と精神の「健康」度合いが低くなってしまうし、逆も然り)

ほかの3つに比べてちょっと足りてないなあと感じるのが「仕事」。なので、今のわたしが注力すべきは「仕事」面でもっと満たされるようになること。

しょっちゅう仕事と人生について考えているので、このワークをやったからといって新たな発見があるというわけではないのだけど、あっちこっちランダムに考えていたことをこのフレームワークを活用して整理している感覚。ひとつめのワークで自分の現在地を把握したら、次に行うのは「人生のコンパスをつくる」こと。方向性をクリアにすることだとわたしは理解しました。こちらはまた次に書こうと思います。