徒然日記 〜通訳案内士、ふたたび〜

コロナ禍休業を経て、通訳案内士業に復帰。7年暮らしたソウルが第2の故郷(22年3月帰国)。中学生の母。ミニマリストに憧れている。

2018年09月

秋シーズンの最中、お世話になっている旅行会社の方3人が業務から外れることに。ひとりは社内での異動、ふたりは退職。3人とも仕事上での信頼が厚く、個人的にも好感を抱いていた方々だったため、みなさんの今後のご活躍を祈りつつ、しかしやっぱりショック。。涙

インバウンド業界の特徴なのか、お付き合いしている旅行会社が特別なのか、とにかくひとの移り変わりが激しい。1番多く仕事を受けている某社なんて、この3年間の間に何人のマネージャー、スタッフが現れては消えていったことか。。ガイドの入れ替わりもものすごく多い。初年度にいたガイドさんたちで今もその仕事を受けているのは、2〜3人のみ!ガイドさんに関してはほぼ全員ガイドの仕事自体は続けていて、むしろこの会社を去ったあとますますご活躍されている様子。

そんなわけでちっとも落ち着かないのだけど、この流動性の高さというのはおそらく日本の労働市場全体から見るとかなり珍しいんじゃないかと思うし、そして決してネガティブなことではないと、個人的には思う。合わなかったり、ストレスが多すぎる場所に留まるのは健全ではないし、自分がより生きやすく、あるいはよりスキルを伸ばせそうな場所に移っていくのはとても自然でよいこと。

わたしも来年のスケジュールは今年と同様の2社から受けるロングツアーで埋まっているけれど、ちょっと毛色の異なる仕事を始めるべく動くつもり。フリーは誰もなにも保証してくれないけれど、こうやって仕事のありかたを自分でつくっていけるのが最大の魅力だと思う。

ということで、いつまでも元気に働けるよう、今朝もスポーツクラブに行ってこようと思います。みなさまも、よい週末をお過ごしください:):) 
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朝翻訳をする時間を確保するべく、昨日よりひさしぶりに5時起き生活を再開(昨日は6時、今朝は5時15分になんとか起床)。

進行状況をメモ。

Day2
・1ページ翻訳(40分)
・電車のなかで担当箇所をざっと読み直す(15分)

Day3
・担当箇所の残りをざっと読み直す(10分)
・1ページ翻訳(30分)

この時点での気づき
・紙面で構文やポイントにマークをしながら英文を読むほうが、(PCスクリーン上で読むより)理解が早く深い 
・概念や用語の説明よりケーススタディの翻訳はずっとやりやすい 
・1ページの翻訳にかかる時間は30〜60分
・集中して取り組める時間は1時間弱←こまめに気分転換や休憩をはさみこむ必要あり
・現時点での翻訳はかなり大雑把、今後用語の訳や翻訳の文章を整えるのにどのくらい時間がかかるのかはまだ見えていない

翻訳の精査、文章を整えるのに必要な時間が見えないので、大雑把な訳はやはり今週中に終えたい。となると、このペースでは全然間に合わない。ので、今日はちょっと集中して取り組みたいと思います。

<翻訳関連のつぶやき>

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おはようございます。タオルケットをかけて寝ているのだけど、朝目が覚めたら肌寒くて、毛布が恋しくなりました。急速に秋色が濃くなりつつあるこの時期、大好きです。

水疱瘡で先週木曜日から学校を休んでいた息子が、昨日から学校に復活!嬉しい〜。5日間ひきこもっていたので、さっそく昨日はお出かけ。朝イチでスポーツクラブで運動して、自由が丘でプチエステ、中目黒〜代官山でお買い物。

衣替えの季節だからか、秋服が恋しかったからか、最近ファッション欲?が高まりに高まってます。直接的には友人が再開したインスタグラムを見始めたのがきっかけ。その友人のセンスが大好きで、彼女が着こなす花柄のワンピースや、くっきりした緑や黄色の色使い、わたしなら絶対選ばないだろうでも彼女のスタイルにはものすごくしっくり馴染んでいる大胆なデザインの小物なんかを見て、うっとり。

自分の着こなしを確立?してから随分経つし、美容院でしかファッション誌にも目を通さないのだけど、ひさ〜〜〜しぶりにメイクを変えてみたくなったり、ちょっと異なるテイストの洋服を着たくなったり。ついでに家の模様替えをしたくなったり。

というわけで、昨日はずっと行きたかった中目黒の古着屋さんへ。もう1年前くらいになるのだけど、その向かいにあるビアバーが夫の行きつけで、家族で夕飯(チリコンカルネとスペアリブが美味しい!)を食べに行ったときに見つけたお店。 そのときに買った深い緑色のワンピースがすごく気に入っていて、また可愛いワンピースがあったらなあと。

店内にはジャケット、薄手のコート、長袖シャツ、ワンピース、ブーツなんかがぎっしり飾られていて、すっかり秋冬モード。ファッション熱が高まりに高まっているので、隅から隅までラックにかけられた洋服をひとつずつ丁寧に見ていく。もうそれだけでかなり幸せ。。

いくつか気になったものを試着させてもらい、ワンピース2着を購入〜!やや厚手のベージュ色の生地で、大きめのぼたんが並ぶクラッシックで上品な雰囲気のあるものと、マキシ丈の黒で、シンプルですとんとしたラインがすごく綺麗なもの。さっそく今度のお出かけに着ていきたい。

かな〜り満たされていい気分でそのまま代官山方面へ。途中目についたお店をいくつか覗きながら、お散歩。緑溢れる中庭が気持ちいいカフェでひと休憩し、帰宅。なんとも幸せな午後!
 
それにしても、代官山は街ゆくひとびとがお洒落でした。もうすっかり秋仕様で、みんなそれぞれのファッションを着こなしていて、見ているだけで楽しい。滅多に行くことのない街だけど、もうちょっと足を運んで着こなしを学びたいなあと。

代官山に初めて遊びに来たのは、たぶん高校生の頃(まだ東横線のホームが地上にあった!)で、当時はセンスのよい周りの友人たちに大いに刺激を受け、でもその反動で自信がもてずに劣等感に苛まされ、ものすごく迷走していたような。。笑 歳を重ねて自分をより理解するって、いいことですね。

ということで、そろそろ翻訳にとりかかります(そのために昨日から5時起き生活再開した)。せっかく出会えたワンピース、大事に楽しく着こなしていきたいと思います。ではでは、みなさま今日もよい1日を。
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おはようございます。ツアーとツアーの合間に2週間ちょっとあるので、タイミングがあって、以前から共感していたNPOにプロボノ参加することにしました。
(プロボノとは、各分野のプロが職業上の専門知識・スキル、経験を生かして行うボランティア活動のこと。)

具体的には、インドの人身売買に関する調査報告書の英日翻訳。複数人で分担して進める予定で(何人が関わっているかわかっていないのだけど)、わたしの担当は全43ページのうち、最後の10ページほど。

提出期限は2週間後。来週はツアーと息子のお誕生日会準備があるので、今週にざっくり仕上げておきたいところ。さっきざ〜っと全体に目を通したら、50分くらいかかってしまった。水木金の3日間でどのくらい翻訳進められるんだろうか。。?

今回この案件を引き受けることにしたのは、直接的にはボランティア登録していたこのNPOからの本件のプロボノ募集案内を受けとったから。

もともとは興味をもって昨年末にここの代表の方の講演を聴きに行って以来、なんらかの形でサポートできたらいいなと登録だけはしていた。だけど、月1回定期的に行っているボランティア会?はことごとくタイミングが合わず、ほぼ週末に行われるその会で封筒の糊付けしたりするために限られた週末を家族と過ごす時間を使っていいものかなという躊躇いもあり、1度も参加できていなかった。

ので、今回の募集をみて、内容もタイミングも希望に叶うものだったので、すぐに参加希望のメールを送った。プロボノといってもわたしは翻訳のプロではない。でも、一定の英語力はあるし、院時代に2年半がっつり文献を読み込んだ過去もあるので、まあなんとかなるだろうと。

ひさしぶりにしっかり英文を読み込んだので、読み始めすぐに頭のつかれを感じてどうしようかと思ってしまった笑。のだけど、内容にもとても興味があるし、調査手法や想定されるバイアスの解釈なんかを目にして、院時代が思い出されるようで懐かしかった。

わたしは自分勝手な人間なので、ボランティアといっても、自分の時間を割くからにはやはりなにかしらの見返りや報酬がなければできないものじゃないかな、と考えている。無償で自分のスキル、経験、能力および時間を差し出す以上、そのことにちゃんと納得していないと、すくなくともわたしはできない。わたしの場合でいうと、こんな感じの条件が揃っていれば積極的に参加したくなるんじゃないかなと思う。

・その団体の理念に共感できること
・その団体で活動するひとに敬意もしくはポジティブな印象なり感情を抱けること
・活動期間、時間帯、期限などのタイミングが合うこと
・募集要件が自分にしっくりくること
・自分のスキル、経験、能力を生かせる内容であること

今回のように興味ある分野の英日翻訳であれば、わたしには以下の見返り・報酬がある。

・興味ある分野に関する知識を得られる
・英語文献を読み込み、さらに翻訳することで、英語のブラッシュアップにつながる
 (翻訳ってすごく勉強になるんだけど、とにかく手間と時間がかかり苦痛なので、ある程度の強制力(=提出期限)がないと自ら取り組む気には到底なれない。。)
・敬意を抱いているNPOの代表者および団体に対して、自分ができることがあるという喜び
・「世のためになんらかのよきことをしたい」という自己満足が満たされる
・通訳案内士以外に世界を広げていきたいという欲求が満たされる

と、ごちゃごちゃ書いたけれども、他人に見せるための翻訳なんてもう数年ぶりなので、期限内の提出だけはしっかり守るべく、進めていきたいと思います。ボランティアは今後もしていきたいので、自分用メモとしてかかった時間を記録。

Day1
・43ページ全体をざっと通読(50分)
・1/2ページ弱をざっと翻訳(30分)

<余談:社会貢献活動およびボランティアについて思うこと>

日本社会だとどうしても社会貢献活動全般およびボランティア行動が「崇高すぎるもの」として受けとめられがちなんじゃないかな、というのは以前から思っていて。もちろんそこに崇高な精神は絶対的に存在するのだけれども、あまりにそこが強調されると、ボランティアに参加するハードルがむだに高められてしまう。

わたしは厄介な性格なので自分なりの意義を見出せないと参加しないけれど、でも別に理由や動機がなくたってボランティアは参加することにまず意義があるとも思う。社会貢献活動およびボランティアに対して寄せられがちな批判として「自己満にすぎない」みたいなのがあるけれども、自己満だってなんだって、その行動の結果がきちんと出ているのであれば、そんなのどうでもいいと思う。だいたい、自発的な行動の動機に自己満足が含まれないことってあるの??って疑問すら感じる。
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今回のツアー中、感じたこと。

・通訳案内士のキャリア4年目に入り、一定のスキルと経験が培われてきたことを実感
・多少の行程変更やトラブルがあっても、ある程度の余裕をもってツアーをまわすことができる
・が、1日の終わりにうまく気分転換できなかったり、身体を休めることができないと、翌日にすぐ響いてしまう
・ガイディングやトピックのdelivery skillはまだまだ発展途上
 ・が、少しでも気が緩むとかならずミスが起こるので、油断禁物

ということで、あらためて以下の重要性を痛感。

・1日ごとにしっかり気持ちと身体を休めて、翌日に心身のつかれを持ち越さない
・そうできる確率をあげるため、気分転換と睡眠の質を高める方法のストックを増やす
・お客さんと一緒であっても、お酒を飲み過ぎない(→睡眠の質に直結する)
・ トークのネタのメモをより工夫する(特にデータと構成)
・ツアー中は常に一定の余裕を保つ(でないと想定外のケースにしっかり対応できない)

現場の仕事は経験値を積めば積むほどレベルアップできるところが大好きです。 
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