ガイドの仕事を始めてよかったことのひとつは、歳上の女友達に出会えたこと。
私はロングツアーを中心に仕事をしているので、どうしても長期間家を空けることが多い。6歳の息子を夫と両親に任せてツアーに出ることに、正直なところ、まだ自分自身が迷いや不安をふっきれていない。なので、他人から(ツアーの仕事をすることについて)何か批判めいたコメントをもらうと、それはもうぐらんぐらんして、ひどく落ち込んでしまったりもする。
そんなとき、歳上の女友達はとってもとっても心強い存在。
自身もワーママだった女友達はこんな風に言ってくれる。
「それねえ、ただの嫉妬だから気にしなくていいよ」
「一緒にいる時間じゃないの。子供が尊敬できる母であるかどうかなの」
「私はね、小さかった子供が泣いても、熱出してても、仕事してた。つらいときもあったよ。でも絶対やめないって決めてた。そんな母でもね、息子たちは理解してくれてるよ。すごく優しい」
自分は子供のためにといったん仕事を辞めた決断をした女友達は、こういう風に話してくれた。
「子供が親を必要とする時間って、本当に短いよ。私は今になって、仕事続けておけばよかったって思ってる」
「子供が親を必要としなくなってからのほうが、ずっと長いんだよ。やりたいことがあるなら、絶対続けがほうがいい」
仕事も育児も人それぞれ。でも自分の選択にいつも自信を持てるわけではないから、そうやって言ってくれる歳上の女友達の存在は本当に心強くて、ありがたい。私も誰かに相談されたとき、彼女のたちのように温かく受けとめて、力強くサポートできる人でありたい。
(ちなみに、上のコメントは、私が言って欲しいと思っているのを察して、友人たちが言ってくれた言葉。 でも、もちろん働く母が正解!と言いたいわけではなく、あくまで、私には今のスタイルが合っている、というだけの話。ひとりひとりの性質、性分、それからそのときどきの状況によって、ありたい母の姿はちがって当たり前だと思う。声を大にして言いたいのは、どんなスタイルであれ、いろいろな事情や経緯があって、悩みや不安を抱えながらも、ひとりひとりが責任を持って選んでいるものであって、他人がとやかく言うべき領分ではない、ということ。な〜んだか日本の育児って余計なお世話やきたがる外野の声が大きいよね、とつねづね感じている)
私はロングツアーを中心に仕事をしているので、どうしても長期間家を空けることが多い。6歳の息子を夫と両親に任せてツアーに出ることに、正直なところ、まだ自分自身が迷いや不安をふっきれていない。なので、他人から(ツアーの仕事をすることについて)何か批判めいたコメントをもらうと、それはもうぐらんぐらんして、ひどく落ち込んでしまったりもする。
そんなとき、歳上の女友達はとってもとっても心強い存在。
自身もワーママだった女友達はこんな風に言ってくれる。
「それねえ、ただの嫉妬だから気にしなくていいよ」
「一緒にいる時間じゃないの。子供が尊敬できる母であるかどうかなの」
「私はね、小さかった子供が泣いても、熱出してても、仕事してた。つらいときもあったよ。でも絶対やめないって決めてた。そんな母でもね、息子たちは理解してくれてるよ。すごく優しい」
自分は子供のためにといったん仕事を辞めた決断をした女友達は、こういう風に話してくれた。
「子供が親を必要とする時間って、本当に短いよ。私は今になって、仕事続けておけばよかったって思ってる」
「子供が親を必要としなくなってからのほうが、ずっと長いんだよ。やりたいことがあるなら、絶対続けがほうがいい」
仕事も育児も人それぞれ。でも自分の選択にいつも自信を持てるわけではないから、そうやって言ってくれる歳上の女友達の存在は本当に心強くて、ありがたい。私も誰かに相談されたとき、彼女のたちのように温かく受けとめて、力強くサポートできる人でありたい。
(ちなみに、上のコメントは、私が言って欲しいと思っているのを察して、友人たちが言ってくれた言葉。 でも、もちろん働く母が正解!と言いたいわけではなく、あくまで、私には今のスタイルが合っている、というだけの話。ひとりひとりの性質、性分、それからそのときどきの状況によって、ありたい母の姿はちがって当たり前だと思う。声を大にして言いたいのは、どんなスタイルであれ、いろいろな事情や経緯があって、悩みや不安を抱えながらも、ひとりひとりが責任を持って選んでいるものであって、他人がとやかく言うべき領分ではない、ということ。な〜んだか日本の育児って余計なお世話やきたがる外野の声が大きいよね、とつねづね感じている)